量子もつれの観点から催眠術を検証してみる
量子力学自体がまだ理論的な解釈の部分や憶測の域を出ないのでこのような考え方もあるという程度にとどめてほしい
私自身催眠術をいろいろな角度から検証し次の世代に受け継ぎたいと考えています。科学や常識では真似できない世界観は、この不思議な力を使いこなせる者が語るのが意味があると考えます。
量子もつれを意識で起こせれば催眠術の技も向上していくのではと思います。
量子力学の世界では、「量子もつれ」という現象が存在します。これは、二つ以上の量子状態が互いに絡み合い、離れた場所にいても一方の状態が瞬時にもう一方に影響を与えるという現象です。この奇妙な性質は、私たちが日常的に理解している物理法則とは大きく異なるため、物理学者の間でも長い間、議論の対象となってきました。最近では、この量子もつれの概念が、私たちの意識や心の働きに関する理論にも応用されています。ここで、量子もつれの観点から催眠術を探ってみましょう。
催眠術は、意識の深層にある潜在意識に働きかける手法です。催眠状態において、被験者は通常の意識状態とは異なり、外部の誘導や暗示に対して非常に敏感になります。この状態では、通常の防御機能が弱まり、意識の深い部分に直接働きかけることが可能となります。催眠術師は、この状態を利用して、被験者に対してポジティブな暗示を与えたり、望ましくない行動パターンを修正したりします。
では、量子もつれが催眠術とどのように関連するのでしょうか?一部の理論では、人間の意識や思考は量子レベルでつながっていると考えられています。つまり、一人の意識が変われば、それに影響されて他者の意識も変わる可能性があるということです。この観点から見ると、催眠術師と被験者の間には、量子もつれのような現象が生じているかもしれません。催眠術師が被験者に対して行う暗示や誘導は、量子的なつながりを通じて、被験者の意識や行動に即座に影響を与えていると考えられるのです。
また、量子もつれの性質上、距離は問題になりません。これを催眠術に当てはめると、たとえ物理的に離れた場所にいても、催眠術師が被験者に影響を与えることが可能であるという仮説が立てられます。実際、遠隔催眠という技法が存在し、インターネットや電話を介して行われるセッションで、驚くべき効果が報告されています。このことは、量子もつれの理論が現実世界でどのように機能しているのかを示す一例と考えることができます。
さらに、量子もつれは「観察」という行為によって影響を受けると言われています。つまり、量子状態は観察者の意識によって変化するということです。この考え方を催眠術に応用すると、被験者が自身の状態を観察し、意識的に変化を望むことで、その変化が実際に起こる可能性が高まると解釈できます。催眠術によって被験者が自分自身を「再プログラム」するような感覚を持つのは、まさにこの量子レベルでの変化が影響しているのかもしれません。
このように、量子もつれの観点から催眠術を考えると、催眠術が単なる心理的な手法ではなく、量子的な現象として理解される可能性が見えてきます。まだ研究途上の分野ではありますが、量子力学と意識の関連性を探ることで、催眠術の新たな理解や、より深いレベルでの効果の説明ができるかもしれません。